四旬節のお知らせ・聖週間の典礼(主任司祭、典礼委員会)
2021 年度
カトリック田園調布教会
主任司祭 竹内正美
典礼委員会
四旬節のお知らせ
※:新型コロナウイルス感染予防のための、今年度の変更点を記しています。
四旬節について
今年は2月17日の灰の水曜日をもって典礼暦年の四旬節に入り、4月1日(木)の主の晩さんの夕べのミサの前まで続きます。
四旬節は、当初、復活徹夜祭に新たに洗礼を受ける洗礼志願者の準備のために、イエスが公生活のはじめに砂漠で40日断食をされたことに倣い、40日の祈りと節制をする期間として始められたものですが、やがて、既に洗礼を受けた信者も、洗礼を受けた時の志をもう一度新たにするために、教会全体で行われるようになりました。
従って、四旬節は、全ての信者が洗礼志願者とともにキリストの死から復活への過越の神秘にあずかる信仰を確認し、節制と回心、愛のわざにつとめ、自分の生活をふり返る時なのです。
灰の水曜日に行われる「灰の式」では、「土から出て土に帰っていく私たちが、四旬節の努めに励み、罪のゆるしを受けて新しいいのちを得、復活されたおん子の姿にあやかることができるように」と願って、昨年枝の主日に祝福していただいた枝を燃やした灰を司祭が一人ひとりの額にかけます。
灰をうけた私たちが自分自身に頼るのではなく、回心を呼びかけておられる神に信頼して生きることができるよう願いましょう。
灰の水曜日
2 月 17 日(水) 大斎*・小斎*を守る日です。
朝7時ミサ、19 時ミサにおいて灰の式が行われます。(大聖堂)
*主日には灰の式は行われません。
*大斎:1日1回だけの十分な食事とそのほかに朝ともう1回わずかな食事を取ることがで き、満 18 歳以上満 60 歳未満の信者が守ります。
*小斎:肉類を食べないことですが、各自の判断で償いの他の形式、とくに愛徳のわざ、信 心業、節制のわざの実行をもって代えることができ、満 14 歳以上の信者が守ります。 (大斎も小斎も、病気や妊娠などの理由がある人は免除されます。)
十字架の道行き
※クララ聖堂での各金曜日の十字架の道行きは行われません。 4月2日 聖金曜日のみ、15時から大聖堂で行われます。
洗礼志願式
※行われません。
四旬節の黙想会
※行われません。
※例年、黙想会後にゆるしの秘跡が続きますが、今年度はゆるしの秘跡の時間を特に設けませんので、ゆるしの秘跡を希望される方は司祭にお申し出ください。
聖週間の典礼
聖木曜日・聖金曜日・復活徹夜祭の3日間は19時の典礼のみが行われます。
通常の朝7時ミサはありません。
受難の主日 (枝の主日)
3 月 28 日(日) 各ミサで枝の祝福が行なわれます。
◆常緑樹の枝を持参してください。
※枝の行列は行われません。
聖木曜日 (主の晩餐の夕べのミサ)
4 月 1 日(木)19時
※洗足式は行われません。
聖金曜日(主の受難)
4 月 2 日(金)19時 大斎・小斎を守る日です。
◆15時から大聖堂で「十字架の道行き」があります。
復活の主日 (復活の聖なる徹夜祭)
4 月 3 日(土)19時
◆導入部は「光の祭儀」を行うため大聖堂は消灯となります。 遅れていらっしゃる方は係の指示に従ってください。
※洗礼式は行われません。
復活の主日
4 月 4 日(日)
※たまごの祝福は行われません。
※幼児洗礼式は行われません。