ミサとは何か

レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画に絵がかれている、キリストが12人の弟子たちと過ごした「最後の晩餐」、これがミサの起源です。
キリストはパンをとり、「これはあなたがたのために渡される私のからだである」と言い、またぶどう酒の入った杯をとり、「これは私の血の杯、あなたがたのために流される新しい契約の血である」と言って、「これを私の記念として行いなさい。」と弟子たちに命令しました。ミサでは最も重要となるこの最後の晩餐を再現し、カトリックの洗礼を受けた信者は、キリストのからだである「パン」をミサの中で拝領します。
ミサは大きく分けて、聖書のことばを聴く「言葉の典礼」、キリストの最後の晩餐と復活を記念する「感謝の典礼」に分けられます。キリストの復活を信じるキリスト者は、ミサを通して家族として共に集まり、キリストのからだを受けることで、日々の信仰生活の糧としています。
もちろん、カトリック信者でなくてもミサに参加し、共に聖書のことばを聴き、キリストのもとで祈ることは誰でもできます。ただし、キリストのからだである「パン」を拝領することは、カトリックの洗礼を受けた信者のみに許されています。
聖体を拝領する方は、キリストへの尊敬の意を表すため、聖体拝領の1時間前より固形物、流動物のいずれも取らない小さな断食をすることを薦めています。
教会では毎日ミサが行われています。また葬儀、追悼式など特別な場合は信徒の依頼でミサを行うことが出来ます。信仰生活の中心であるミサにできるだけ参加するよう、常に心がけましょう。

田園調布教会のミサ

平 日(クララ聖堂) 7:00
土曜日(クララ聖堂) 19:00
日曜日(大聖堂) 7:30 (主日のミサ)
9:00 (こどもとともに)
11:00 (手話通訳あり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Leonardo_da_Vinci_(1452-1519)_-_The_Last_Supper_(1495-1498)

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