2024年2月14日  B年  灰の水曜日 典礼について

第一朗読  ヨエル2・12-18

衣を裂くのではなく、お前たちの心を引き裂け

答唱詩編  詩編51・3+4、5+6cd

あなたのいぶきを受けて、わたしは新しくなる。

第二朗読  ②コリント5・20-6・2

神と和解させていただきなさい。今や恵みの時

福音朗読  マタイ6・1-6、16-18

マタイによる福音

そのとき、イエスは弟子たちに言われた。1「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。

2だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。はっきりあなたがたに言っておく。彼らは既に報いを受けている。3施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。4あなたの施しを人目につかせないためである。そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。

5祈るときにも、あなたがたは偽善者のようであってはならない。偽善者たちは、人に見てもらおうと、会堂や大通りの角に立って祈りたがる。はっきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。6だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。

16断食するときには、あなたがたは偽善者のように沈んだ顔つきをしてはならない。偽善者は、断食しているのを人に見てもらおうと、顔を見苦しくする。はっきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。17あなたは、断食するとき、頭に油をつけ、顔を洗いなさい。18それは、あなたの断食が人に気づかれず、隠れたところにおられるあなたの父に見ていただくためである。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。」

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回心と3つの行い

この日から、伝統的に回心の期間とされてきた四旬節が始まります。そしてこの日の福音は「施し、祈り、断食」について教えるイエスの言葉です。現代の教会では「愛の行い、祈り、節制」を、四旬節をとおして行うことを特に薦めています。

イエスはこれら3つの行いについて、「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい」(1節)と戒めています。人目に触れないところでなら、純粋に相手を思いやる気持ちから、愛の行いができる。隠れたところで祈るなら、ただひたすら神様のことを想って祈ることができる。日常生活で何か我慢をしても、平然と過ごすよう努力するなら、自分とは異なり、我慢を強いられる状況にある兄弟姉妹のことを想うことができる。そうした他人や神様を想うわたしたちの心の動きこそが回心であり、それを御父は見ておられると、イエスはおっしゃっています。

わたしたちがこの四旬節の期間中、3つの行いをとおして回心に励むことができますように。隠れたことを見ておられる御父に、子として全幅の信頼をおきつつ、歩み始めましょう!

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