待 降 節について

「待降節」は、今から約一ヶ月後に来る「主のご降誕」を待つことであり、第二には現世に救い主として、そして審判者として再臨するイエス様を待つことです。

待降節の祭壇の前には四つのろうそくが置かれ、待降節第一主日にはそのうちの一本に明かりを灯します。主のご降誕が近づくにつれ毎週明かりを加えて、待降節第四主日には4本のろうそくを全部灯すようになります。このろうそくの明かりの意味は、主が来られると、世の中の闇がなくなり、そして闇の中に住んでいるすべての人々が救われるために招かれていることを意味します。

待降節第一主日から、教会は主のご降誕までの四週間の間に、旧約の長い時間、メシアを待ち望んだ神の民が持っていた心で、主のご降誕や救い主イエス様の再臨を準備することが望まれています。

神の国の完成のために、私たちを包む暗闇、すなわち世間の過ちを悔い改める期間として大切に過ごしましょう。

「神よ、わたしのうちに きよい心を造り、

あなたのいぶきで、わたしを強め、新たにしてください。」(詩編5112節)

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